マカヒキか?サトノダイヤモンドか? ルメール騎手皐月賞騎乗馬決定②
マカヒキとサトノダイヤモンド、2016年の牡馬クラシック第一弾皐月賞で人気が予想されるこの2頭。
騎手は共にJRA最強騎手(?)C・ルメール騎手でした。
皐月賞本番でどちらに騎乗するのか注目を集めていましたが決定。
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今回はルメール騎手が皐月賞で騎乗しない方の馬(と騎手)について書きます。
ルメール騎手はサトノダイヤモンドに騎乗することが決まりましたが、ルメール騎手が騎乗しないことが決定した方・・・マカヒキはというと・・・。
マカヒキは川田騎手に決定
一方のマカヒキは川田騎手に決定しました。
川田騎手はリーディングジョッキーにもなったこともある一流騎手です。
川田騎手が得意とするのは先行タイプ
キャプテントゥーレ、ラブリーデイ、ビッグウィークなど大舞台に限らず先行タイプでは「人気でキッチリ」「穴でも激走」させています。
一方、差し追い込みタイプではハープスターのように差し届かない印象が・・・。
マカヒキは落ち着きもあって、気性的にはどんなレースもできそうなタイプですが、今のところは先行タイプではない「差し脚勝負の切れ味自慢」です。
この辺りは本番での位置取りもカギになりそうです。
乗り替わりは大丈夫か?
一般的に乗り替わりでの騎乗は馬の特徴を掴めている継続騎乗に比べて結果が伴わないと言われていますが、川田騎手はどうでしょうか?
川田騎手の成績
継続騎乗 勝率16.4% 複勝率43.8%
乗り替り 勝率14.6% 複勝率38.2%
騎手全体の成績
継続騎乗 勝率 8.0% 複勝率25.1%
乗り替り 勝率 6.0% 複勝率18.4%
川田騎手の成績凄いですね(驚)
乗り替りの際はやはり成績が1割程ダウンしていますが、騎手全体で見ると2.5割程度もダウンしています。
川田騎手は乗替騎乗時にG1レース3勝(全7勝)していますし、乗り替り騎乗そのものについては問題なさそうです。
マカヒキも当然有力馬の一頭
ハープスターやジェンティルドンナで培った経験を活かして戴冠を目指す川田騎手。
本番では「騎手が得意の先行をするのか?」それとも「馬が慣れている差し脚勝負をするのか?」
乗り替わりが騒がれていますが、これまでのレースを見たら当然有力馬の一頭に数えられます。
新コンビで皐月賞に挑むマカヒキの走りに注目です。