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ベルモントS(2016):ラニ出走

日本時間の6/12(日)朝7:37に競馬の米国三冠レース最終戦・ベルモントSが発走します。

 

日本からはケンタッキーダービープリークネスSに続き史上初の米国三冠レース出走皆勤を果たすラニが出走します。

 

 ベルモントS

米国最大級の競馬場・ベルモント競馬場で行われる米国3冠レース最終戦。

距離はダート2400mで行われます。

 

ベルモントS(2016)出走馬

①ガヴァナーマリブ

②デステイン

③チェリーワイン

④サドンブレイキングニュース

ストラディヴァリ

⑥ゲディズバーグ

⑦シーキングザソウル

⑧フォーエバードーロ

⑨トロージャンネイション

ラニ

⑪エグザジャレイター

⑫ブロディコーズ

⑬クリエイター

 

ケンタッキーダービー馬のナイキストの姿こそありませんが、同2着でプリークネスS優勝馬のエグザジャレイターを筆頭に13頭が集まりました。

 

1番人気はエグザジャレイター(約2倍)、2番人気はサドンブレイキングニュース(約6倍)、3番人気はプリークネスS2着のチェリーワインと同4着のストラディヴァリ(8~9倍)が競っていて、ラニは5番人気争い(11~13倍)をしています。

 

これまで空気のような扱いだったラニは前走の追い込みが効いてか伏兵の1頭くらいには認識されるようになりましたね。

 

2番人気のサドンブレイキングニュースはケンタッキーダービー5着からの参戦です。おそらく余裕のあるローテーションを買われての人気だと思いますが、前々走でもクリエイターに負けていますし…「2番人気になるほど強い馬か?」と言われると、ちょっと分かりません。

ただし、前走条件戦の馬だらけだったプリークネスSに対し、ケンタッキーダービーはG1馬がずらり。

「どちらもG1。だからレースレベルも同等」というわけでは無さそうです。

 

ベルモントS(2016):ラニの勝算は?

プリークネスSの時にも書きましたが「ケンタッキーダービーの敗因は完全にスピード負け」と武豊騎手が語っています。

ここでポイントとなるのはベルモントSの舞台です。

ベルモント競馬場D2400m

ベルモント競馬場は小回りのコースが多い米国の競馬場の中では珍しい大回りコースで直線も比較的長いので戦法が「後方からの捲り」しかないラニにとっては米国3冠レースの中では最も適したコース形態です。

また、スピードの不足で追走に苦労する傾向のあるラニにとっては距離が2400mとなる点も有利に働きそうです。

 

競馬は理屈通りにならないものですが、当初から陣営も「最大目標はベルモントS」と公言しているとおり、普通に考えれば米国3冠レースの中でベルモントSラニにとって最も期待できる舞台と言えます。

 

 舞台が違えばレースの質も変わる

レースの流れも「ハイペースのサバイバルレース」になりがちなケンタッキーダービープリークネスSに対し、ベルモントSは「序盤は緩やか」。そして緩やかな分「先行勢が最後にもう一伸び出来る舞台」です。

それがラニにとって追い風になるかどうかは分かりませんが、これまでの舞台と全くレースの質が異なるので、どの馬にもチャンスがある舞台とも言えます。

 

相手関係

1番人気のエグザジャレーターはともかく、3番人気のチェリーワインとストラディヴァリとは実際にプリークネスSで差のない競馬をしていますし、十分上位に食い込んでも不思議ではありません。

が、ケンタッキーダービーからの直行組は勝ったく目立ちませんが(笑)、全馬G1連対経験を持つ強豪揃いであることも忘れてはいけません。

「チャンスはありそうだけど甘くはない」くらいの評価が妥当ではないでしょうか?

(個人的にノーチャンスだと思ったUAEダービーをあっさり勝ちましたが^^;)

 

ベルモントS(2016)レース中継は?

2016年のベルモントSはテレビ・ラジオ共に中継はありません。

 

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